exhibit

「撮影者不詳」

2016.3.3- 西脇市地方卸売市場の横の壁

2年程前、
知り合いの古本屋に頼まれ、
誰が撮影したかも分からない
昔の写真をプリントしました。

昨今表現の世界では、
作者の制作意図を明確にすることによって、
作品の重要性をアピールすることが、
増えているかの様に思います。
そんな中、
制作意図はもとより、
誰が撮影したかも分からないのに関わらず、
その写真はひどく魅力的にうつりました。

それは写真が写真として、
作者の手を離れてなを成立している、
自立していることの様に思え、
自分の作品もまたいつかはこの様に、
手を離せれたらと思うのです。

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