exhibit

「cheap trick」

2017.8.6- @自宅とweb

”電子楽器も人の作ったものなのだから、
魂が宿らないはずはない”と言った旨のことを、
昔観た映画の中で音楽家が言及していました。
それは今となって翌々共感するところで、
一つにプリントするカットを選ぶ為だけに買った
安いフィルムスキャナーを使った折、
俗に言う”高品質”のものではない故に、
色は転び、周辺光量は落ち込み、
ハイライト部は滲み、
プリントするためのデータとしては
甚だ不足しているのですが、
その事象を他の機器で再現することは
恐らく不可能(または無意味)で、
そのスキャナーの個性として在しているのか、
不思議と魅力的に映りました。
色々なご意見、疑問等はあるかと思いますが、
今回は敢えてそう言った試みをしています。

展示風景




2022>> 2019>> 2018>> 2017>> 2016>>
2015年以前(別サイト)