移住前にしていた約束を果たしに、
東京で二人展をしてきます。
展示に際し、越えなければならなかった課題は、
あまりに地味に、
双方が写真をやめていないという点で。
移住前、写真をやるには東京でなくてはならない、
みたいな意見を幾度となく聞かされました。
西脇に移住してから、
改めて気付かされたこともありましたし、
そう言った意見が、
全くの間違いであるといった印象はないですが、
目的があり、その上に条件が派生する。
その意味では、自分にとっては、
東京と言うものは、
写真を続けるにあたり、
必須の条件ではなかったように思います。
これからも、
写真の活動をやめることはないとは思いますが、
ただこれまでと同じでもいけないのかとも思う、
今日この頃です。
齊藤明彦