exhibit

「レプリカ/drypoint2011」

2018.1.11- @自宅とweb

2011年に展示したdrypoint、
2008年に展示した静物、
それぞれ各10枚、計20枚のプリントは、
知り合いに預けたまま行方不明に。
いま尚、戻ってきていません。
ネガは所有しているので、
またプリントすればよい話ですが、
そう言った気にもなれません。
感材費が昔に比べると、
考えられないほど高騰している昨今、
焼くのであれば新しく撮影したものを焼きたいし、
少なくとも、
一度は納得するまでプリントしたものを、
改めて自分の手で焼くことは二度とありません。
ただ、そうは言っても、
そこで映された景観を、
無に帰するつもりもありません。
未だ選択肢があるうちに、
比較が出来る環境の中で、
これより先、もし本当に印画紙での、
プリントがかなわなくなった折、
どの様な選択をするべきか。

数枚のオリジナルプリントと、
様々な方法を用いたレプリカを並べ、
考察する機会にしようかと思います。
後悔、なき様に。

※今回webにおける写真のデータは、
安いネガスキャナーから起こしたものを、
コントラストのみ調整したものです。

展示風景



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